6月の定期勉強会は、成年後見人として活躍されている「あんしんステージ法務・福祉事務所」の塩原匡浩先生をお迎えし、権利擁護の考え方や後見人として大切にされている倫理観についてお話しいただきました。
また、塩原先生の講義前には、介護職の職業倫理と照らし合わせたケーススタディとして実際の現場で起こりがちな倫理上の問題を、弊社ケアマネジャーが作成した手作りの問題集を使用して考えることをしてみました。
特に成年後見制度に関して参加者から多くの質問が寄せられ、関心の高さがうかがえました。
介護保険制度と同時にスタートした成年後見制度ですが、まだまだよく知られているとはいえない現状があります。認知症などを患うご高齢のお客様が安心して暮らしていける権利を守るため、ケアマネジャーをはじめとする介護サービスと成年後見人の連携が大切だと感じました。
塩原先生ありがとうございました。