平成26年9月9日(火)18:00~19:30
今月の定例勉強会は「身体拘束の現状とスウェーデンの認知症ケア」です。
今回の勉強会の講師としてスウェーデンの介護事情に詳しい“藤原瑠美先生”をお招き致しました。藤原先生は1990年~2000年までの10年間、在宅で実母の介護から看取りまで経験されました。その後、介護の経験からスウェーデンの介護事情に興味を持ち、2005年~2012年まで同国に滞在、高齢者ケアの現場を定点観測されてきたそうです。帰国後、自身の取材をもとに執筆活動を始められ多数の著書を出版されています。
著書の代表作として「ニルスの国の認知症ケア-医療から暮らしに転換したスウェーデン」や「ニルスの国の高齢者ケア エーデル改革から15年後のスウェーデン」などがあり、特に「ニルスの国の認知症ケア」は日本医学ジャーナリスト協会賞2013年度優秀賞を受賞されるほどです。 勉強会の参加には地域でご活躍されているケアマネージャーさんも多数参加され、普段はあまり知ることのできない他国の介護事情を藤原先生から聞く事ができました。
是非、今後の業務に少しでもも役立てていきたいと思います。 “藤原瑠美先生ありがとうございました”