平成28年9月9日と26日のスマイルケア定例勉強会は「個人情報・プライバシーの保護」について学びました。
介護という仕事の性質上私たちスマイルケアでも、ご利用者様やそのご家族のお名前・生年月日・ご住所・介護保険証の番号などの個人情報の他、ご病歴や金銭状況、ご本人・ご家族のご職業や家族の歴史や人間関係も含めたかなり詳細な情報をお伝えいただき、お一人お一人にあわせた個別のケアをご提供するよう努めています。
ご自宅での介護生活をお支えするには、かかりつけ医・ケアマネジャー・ヘルパー・看護師など関わる職種全体が一つのチームになって情報を共有することはそれぞれの専門職がちぐはぐにならずに適切なサービスを行うためには必要不可欠です。
しかし、そんな介護チームの中に個人情報の取り扱いを知らなかったり、ご本人やご家族のプライバシーへの配慮が足りないメンバーがいると思ったら、本当に怖いです。個人情報の保護やプライバシーへの配慮がきちんと行えることは、ご利用者様から信頼して介護を任せていただくために大変重要なことです。
9月の定例会では個人情報取り扱いの基本的な注意点の確認と共に、逐語録の事例を読み合わせ実際の現場でどのような会話から情報が漏れてしまいがちなのか参加者で一緒に考えました。また、スマホなどの比較的新しい通信機器の取り扱いについても注意点を確認しあいました。
今回取り扱ったテーマは一人でも多くの職員に改めて確認してもらうために、初めての試みとして同じ内容の勉強会を場所と時間をかえて3回行いました。普段は仕事や家庭の事情などで勉強会への参加が難しい職員も参加することができ、熱気あふれる勉強会になりました。